2010/12/28 伊勢・名古屋旅行5日目 天竜浜名湖鉄道
概要
行き先 | 天竜浜名湖鉄道沿線 | |
目的 | 駅舎見学 | |
同行者 | なし |
発着時刻 | 駅名 | 行先 |
---|---|---|
06:20 | 名古屋 | 東海道新幹線 |
06:39 06:49 |
豊橋 | 東海道本線 |
06:58 07:07 |
新所原 | 天竜浜名湖線 天竜二俣行 |
07:43 | 西気賀 | (到着) |
08:12 | 西気賀 | 天竜浜名湖線 天竜二俣行 |
08:16 | 気賀 | (到着) |
08:46 | 気賀 | 天竜浜名湖線 天竜二俣行 |
09:29 | 天竜二俣 | (到着) |
11:41 | 天竜二俣 | 天竜浜名湖線 掛川行 |
12:24 12:52 |
掛川 | 天竜浜名湖線 天竜二俣行 |
13:37 13:38 |
天竜二俣 | 天竜浜名湖線 掛川行 |
14:21 14:36 |
掛川 | 東海道本線 普通 静岡行 |
15:20 15:26 |
静岡 | 東海道本線 普通 熱海行 |
16:42 16:51 |
熱海 | 東海道本線 快速アクティー 東京行 | 18:22 | 品川 | (到着) |
当日の流れ
名古屋〜豊橋新幹線使用。2000円払えば豊橋到着が30分くらいは早まるので、天浜線に1本早く乗れる。
今回はスタンプラリーをするが、鉄ヲタのブログを見ると、運転士に客がスタンプを押すのを待ってくれる人とそうでない人がいるとのこと。余裕を持った。
さて、6時20分名古屋発の新幹線に乗る。6時39分に豊橋に着き新所原へ。ここで天浜線に乗り換え。JRを出て受付で1日券を1500円で買う。この1日券は1回途中下車では元が取れない価格になっていた。
ではここからは乗車記なので時系列で。
<7時07分 新所原発>
ただの近代的な駅。爺さんから1日券を買った。1両編成に乗車すると地元民が8人くらい。キャリーを引いて時刻表をめくっているとなにこいつ馬鹿?みたいな視線。
<7時30分 三ケ日着>
古そうな駅。昭和11年築。運転士が待ってくれたのでDASHで押して乗り込む。地元民に「なにこいつ馬鹿?さっさとしろよ」みたいな感じの視線。
<7時43分 西気賀着 8時12分発>
昭和13年築。改札が木製。駅に誰も入りそうに食堂がある。暇で外に出たら何も無かった。待っていたら地元民が3人いた。
<8時16分 気賀着 8時46分発>
また古い駅舎。ホームが木組みで変わった形。
<8時55分 金指発 9時02分発>
停車時間が長くスタンプを押して駅を見て乗車成功。電車に戻ると電車の前でおっさんたちが工事をしていて意味不明だった。
<9時19分 宮口着 9時19分発>
完全な木造家屋ではないが古さを感じさせた。運転手が待ってくれたのでDASH。
<9時22分 岩水寺着 9時22分発>
目新しくは無い古く小さい駅。
↓天竜川通過
<9時29分 天竜二俣着>
予定より3時間早くついた。天竜浜名湖鉄道本社のある中心駅。といっても過疎ってる。ホームは気賀と同じ、改札付近は少し大きい駅。唯一売店がある。
まず外に出て、ブルートレインともう1車両発見。鉄ヲタの爺さんがいた。次に駅前の蒸気機関車。普通。駅に戻ると「ターンテーブル見学、10時50分から」とある。この時点で9時40分。地図に廃線のホーム跡が合ったので行ってみたが、見つからない。ヲタでも見つからなかったらしい。その上犬が大量にいて吠えられ怖かった。だが天竜杉の製材所を見ることはできた。
そんなことで10時30分に駅に戻る。ここで見学硬券を買ってまつ。70周年記念の冊子をおいていたのでもらう。経営苦しいだろうによくこんなもの配布できるな…なんか年表を1つずらすなど悲惨なクオリティーのページもあるが駅舎紹介のページはとても役に立った。駅の中には、「ゆっくりと時間が流れていたあのころ…」「日本の原風景がある…」「20年前に戻りましょう…」みたいなポスターが。観光客を呼び込んでなんとかしようとする経営努力が見られる。昼間は1両で客5人とかいうレベルなのでもう古さで売って行くしか生き残れない。
さて、キャリーを預けターンテーブル見学会が始まった。100円払って12人参加。内女性3人。爺さん、ばあさん、娘、娘の夫(白人)という変わったグループや親子(40台と高校生)など変わった人が多い。ターンテーブルの方へ行くと昭和15年建設の駅の事務所などがずらり。こりゃ珍しい。機関士用浴室や給水タンクまである。狭く未舗装の道路をはさんで木造のオフィス。すばらしい。奥へ進むとターンテーブルと格納庫出現。皆鉄ヲタだけあって自重しない。ぎりぎりまで前に出て観察し写真を撮る。白人は日本語が分かっていないので前に出てピースし始める。よく分からん。ターンテーブルに列車が来て回転する。実際に今も動いているのは日本では少ない。木造の格納庫と言うのも風情がある。
ここの見学が終わり、資料館へ。中には国鉄時代の道具や看板がなんでもがびっしり。鉄道の資料館では定番のもが多い。面白かったのは「空襲警報発令中」「←桑田佳祐ロケ地」などなど。運賃表や硬券の棚(客に出す硬券の在庫だが昔鉄ヲタが勝手に硬券を抜いて問題になったらしい)、国鉄バスの時刻表や硬券の日付入れ機なんかも。また、Nゲージを担当者が動かすとおっさんヲタに逆周りだと指摘され、なおし方をヲタに指導されると言う謎展開も。そんなことで見学会が終了。特に老人が喜びそう。100円以上の価値がある。
午後の運転士は待ってくれたのでホームの写真をとってスタンプ押して戻れた。
11時41分 天竜二俣発 駅の駅員専用の裏口から入り即乗車。
11時55分 遠江一宮着 わりとシンプルなホーム。
12時01分 遠州森着 いかにも昔なホーム。
12時10分 原谷着 改札が木。古い駅。
12時16分 桜木着 いかにも昔な駅。
12時24分 掛川着 普通。ここでプレゼントがもらえるらしい。
ここで、キャリーを天竜二俣駅に忘れてきたことに気付くロッカーに入れたのに電車に駆け込んで乗ったから忘れた。さっさと天浜線で取りに行って終了。接続が良かったので、15時くらいには掛川に戻れた気がする。
ということで家へ帰着。確か7時前だった。駅舎は気賀を見れたので十分。
この路線は、東海道線が空襲で爆破されたときのバイパスとして、空襲されない奥地に作られたので客はあまり来ない。古さだけはあまるほど合ったので地元がもう少し名物と名所を出せれば客を呼べるかな…というところ。