2011/1/2 熱田神宮
概要
日時 | 2011/1/2 05:00〜21:40 |
行き先 | 愛知県名古屋市 熱田神宮 |
目的 | 熱田神宮初詣 |
同行者 | 1人 |
鉄道乗車距離 | 719q |
発着時刻 | 駅名 | 行先 |
---|---|---|
05:09 | 新馬場 | 京急本線 普通 品川行 |
05:12 05:29 |
品川 | 東海道線 普通 静岡行 |
08:44 08:49 |
静岡 | 東海道線 普通 浜松行 |
09:59 10:01 |
浜松 | 東海道線 普通 豊橋行 |
10:36 10:53 |
豊橋 | 東海道線 新快速 大垣行 |
11:38 11:45? |
金山 | 名鉄名古屋本線 急行 |
11:47? | 神宮前 | (到着) |
14:40? | 神宮前 | 名鉄名古屋本線 普通 |
14:42? 14:51 |
金山 | 東海道線 新快速 豊橋行 |
15:37 15:41 |
豊橋 | 東海道線 普通 掛川行 |
16:15 16:20 |
浜松 | 東海道線 普通 熱海行 |
19:02 19:10 |
熱海 | 東海道線 普通 東京行 |
20:51 | 品川 | (到着) |
当日の流れ
合宿用に買った18きっぷが2回分残っていたので、1月2日に祖母と熱田神宮に初詣に行くことになりました。弟の合格祈願でもあるらしいです。
品川駅の東海道線始発は4:35で、私の家は品川駅の徒歩20分の所にあるため余裕で乗れるのですが今回は祖母も行くので、家から徒歩1分の京急新馬場駅の5:09に出る始発である普通品川行に乗車しました。この時間は何回か乗ったことはありますが、毎回席は結構埋まっています。
品川駅に5:11くらいにつきました。ここから東海道線ホームに移動し5:29品川発の東海道線普通静岡行に乗車します。今回も373系でやってきました。東日本に乗り入れる唯一の373系ですね。普通列車ながら特急の車両に乗れる、と言うことで18きっぷユーザーに人気なようですが、品川駅の時点ではまだ空いており2人横並びで席をとりました。373系はMLながらが臨時化される前の2008冬のMLながらでしか乗ったことが無かったと思います。まあ、特急列車ですから乗り心地が良いですね。品川から西へ早い時間の普通列車で行ったのはこれが初めてでしたが、今考えるとこの時は楽でした。私一人で行くときは4:35の熱海行に乗りますからね。
さて、列車は進んでいきます。小田原と熱海の間で日の出を迎えました。ちょうど海が見えるあたりですからよい時間だと思います。車内では基本的に外を見ています。品川〜静岡でいえば、熱海のあたりの海や富士のあたりでの富士山などは見どころになると思います。個人的には製紙工場も好きです。
このように広い広い静岡県を進み、8:44到着の静岡駅でついに乗り換えになります。今度乗るのは、8:49の普通浜松行です。先程とは打って変わって、ロングシートの普通列車になりました。とはいえ、静岡始発であり座れるのでまだ良い方です。浜松までは70分ほどの旅となります。この区間は「〜川」という駅名が多いです。16駅の間に、安倍川、菊川、掛川、天竜川、二川の5駅が「〜川」です。実際、川が非常に多い区間です。地名からとった駅名はこういうことが分かるので好きです。
さて、8:44に浜松につきました。まだ静岡です。8:49の普通豊橋行に乗ります。ここを越えれば新快速なのでもう少し。この区間の見ものは、なんといっても浜名湖でしょう。線路は浜名湖の上を通過している上に、浜名湖上(といっても陸とかなり近く橋もある)の弁天島駅に停車します。この辺りでは広い浜名湖と湖岸のリゾートマンションやホテルが見られます。
浜名湖を超えると、ついに静岡県を脱出し愛知県に入ります。県境は新所原と二川の間ですね。東海道線鈍行の旅は静岡県の広さを体感できます。そんなことで、10:36豊橋着です。5日ぶりの愛知県。
豊橋駅からは金山まで新快速で行きそこから名鉄なので、ここでうな重弁当を買いました。うなぎは好きです。駅弁を買うのは2009年夏に広島駅で球場建設記念か何かの駅弁を買った以来でした。ということで10:53の新快速大垣行に乗ります。新快速は本当に便利です。中央特快やアクティーも便利ですが、静岡を抜けてきた後だけに便利さを強く感じます。
ここからはボックスシートに戻ります。1月2日は当然混んでいまして、2歳くらいの子を連れた母親と相席でした。私は他の客に話しかけたりしませんが祖母が親子に話しかけたことから色々話しました。この方も「東京から鈍行で来た」というと驚きます。普通の反応でしょう。熱田神宮に行く、学校の地歴部で地理歴史をやっているといいましたら豊川稲荷を勧められました。豊川稲荷は飯田線の豊川駅や名鉄の豊川稲荷駅の近くでして、稲荷でありながらお寺です。明治時代以前の神仏習合の時代にいろいろあったようです。本来はおかしいことではないのでしょうが現代では珍しく見えます。ここは飯田線に乗りに行くときは寄ってみようかと思います。
新快速は11:38に金山につきました。早いものです。ここから名鉄に乗り換え神宮前駅に向かいます。急行に乗り、2分程度で着きました。当然相当混んでいます。
さて、ついに熱田神宮につきました。大きい駅ですが、かなり混んでいます。入口のそばに出店が有るので人がたまってるのです。さっさと先を進みます。神宮前駅だけあって道路挟んで向かい側が熱田神宮になります。(写真は熱田神宮からとった神宮前駅)
境内に入りますと、すごい人です。まあ愛知県内最大の初詣スポットですから当然ですね。入口から奥へ向かって出店が並んでいるので、入り口付近の広場では食べ物を買って食べている人が多いです。私たちはまず参拝することにします。
奥へ進もうとしますが、凄まじい数の人です。私も祖母も背が低いので前が全く見えません。警官の誘導で進んで止まりを繰り返しますが本殿まではとても遠いものでした。30分以上は前が見えない行列の中にいたと思います。途中で他の入り口からの人との合流などもあり、誘導が大変そうです。いつもは近所の神社に行っているので、ここまでの初詣行列は初めてでした。
やっとのことで本殿につきました。とはいえ奥まで入れるのは事前申込者か何かだけで一般参拝者は一つ手前の門の前で止まり、超巨大臨時賽銭箱に賽銭を入れることになります。賽銭箱の中には札も割とありますね。とはいえ10円や100円が多いです。ここでは警官が、参拝者の一部を賽銭箱の前に入れて、すぐ入れ替わりで次の参拝者を入れるというシステムでしたが、警官が入れ替わり支持しても無視して最前を目指す参拝者もいました。また、車いすの女性が人ごみの中にいて大変な状態でした。
今度はお守りを貰いに行きます。ここでもかなり並びますが、今までほどではありません。今回は自分と弟の分の学業成就です。私の家は破魔矢を家に持ち込んではいけないので、神社に行ってもお守りだけです。
また、ここには信長塀という厚い土塀が有ります。織田信長が桶狭間の合戦に勝利した時に奉納した土塀で、日本三大土塀だとか。確かに古く厚かったです。土と石灰を挟んだ瓦を積んでいるようです。
本殿は参拝し終わったので、今度は資料館に行きました。先程とは打って変わってガラガラです。そこまで大きい資料館ではありませんが、草薙の剣を持っているといわれていることもあるのか、刀剣類が充実していました。他にも着物や器など色々置いてあるので中々面白かったです。
最後に、境内内の他の神社を何社か周りました。こちらは先程より空いていますが、普通の時期の神社に比べれば混雑です。大きな道から外れたところの誰もいない神社もあり、近くにはあの混雑が有るのにこちらは無人、と言うのは不思議なものです。
さて、参拝し終わりました。疲れたので屋台のたこ焼きを買い食べました。普通においしいですね。食べ終わったら駅に行き、お土産を買い、14時過ぎの電車で金山に戻ります。
金山からはまたJRです。14:21の新快速豊橋行に乗りました。名古屋で大量の人が乗っているわけで、凄く混んでいます。とはいえ15:07には豊橋につきました。
15:23豊橋発でまたロングシートの普通列車に戻ります。同じルートの往復、その上以前にも2回鈍行で通った区間は新鮮味に欠けます。同じルートでも時間が違えば問題ないですが、真昼間は通ったことありますからね。そんなことで15:59浜松着です。ここからは長い長い静岡の旅。
16:01発普通熱海行に浜松から乗ります。ここが始発駅なので座れましたが、結構混んでいます。冬なので段々日が沈んでいきます。浜松〜静岡のあたりで日の入りでした。
長い長いロングシートの旅は18:43に熱海に着いたことで終わりました。
熱海までくれば、もう少しな感じがします。18:59分の普通東京行に乗ります。もうとっくに日は沈んでおり外はろくに見えません。まあ、乗っているだけで面白いので良いですが。
そして、ついに20:51に品川駅に到着です。出発から15時間半くらいですね。片道は約6時間半、夜行を使わない場合の一日の乗車時間としては、この時点では最長でした。夕食を食べようと外へ行きましたが1月2日なので休みが多いです。つばめグリルだけは開いていたので9時くらいに入りました。といっても、今夜は貸切の時間になるので9時半までに出てくれと言われました。まあ割と急ぎ目に食べたら問題なかったです。
その後は品川から京急で帰りました。長い初詣なことで。後日談ですが、合格祈願を熱田神宮にした、と祖母が知人にしたらお礼参りに行くことを勧められ2011年初詣も18きっぷの熱田神宮になりました。