2011/1/10 八王子

概要

日時 2011/1/10 09:00〜17:30
行き先 東京都八王子市
目的 昭和記念公園、八王子城、武蔵野陵
同行者 3人
鉄道乗車距離 108.9q
発着時刻 駅名 行先
09:10位 新馬場 京急本線 普通 品川行
09:13位
09:15位
品川 山手線 渋谷方面行
09:35位
09:43
新宿 中央本線 快速 青梅行(?)
10:29位 西立川 (到着)
11:40位 立川 中央本線 特快 高尾行(?)
11:55位 西八王子 (到着)
12:40位 西八王子 中央本線 快速 高尾行(?)
12:45位 八王子 (到着)
16:01 八王子 中央本線 特快 東京行(?)
16:40位
16:45位
新宿 山手線 渋谷方面行
17:05位
17:15位
品川 京急本線 普通 浦賀行(?)

当日の流れ

9:43に新宿駅中央線ホーム集合して中央本線快速青梅行(?)に乗り込みました。そして、10:29西立川着です。ここで昭和記念公園へ。とりあえず広い。寒い。何も無いし誰もいない。ここからまた並木道を歩きます。遠いのです。もしかして立川駅から来たほうが良かったのでは? 公園の奥には自衛隊の基地があるのでそちらをみますが、レーダーつきの怪しい建物群が見えるのみ。Wが言うには、ここのヘリ部隊は災害時に被災地の写真を取って首相に送る役目だそうです。

公園に来たわけではないので、さっさと昭和天皇記念館へ。とても立派な建物。中は自然の大切さを説く資料館と昭和天皇記念館なのです。がらがらの館内に入り早速昭和天皇記念館へ。100円。誰もいないので職員の方がビデオを上映してくれました。なんとマルチディスプレイです。5画面同時にみるのはつらいものがありますね。昭和天皇の生涯についての生前の陛下のインタビューです。

これを見終わりまして、展示へ。昭和天皇の一生を追っています。まあ普段の歴史上の人物ではなく、人間(現人神?)としての昭和天皇を知ることができたのではないでしょうか。展示室中央には初の国産御料車も。本物です。きれいです。特に語ることも無いです。あとは生物学研究室の家具や道具を持ってきたスペースや巡幸の様子など。巡行に言った町が多すぎて驚きました。とくに炭鉱に入ったりしたところや群集が列車に日の丸を振った中国地方巡幸のあとGHQが巡幸に不快感を示したのにあとで巡幸を肯定しているところは意外です。ということでここを出ます。なんだかんだで面白いところです。

立川まで歩き、電車で西八王子へ。西八王子と言えば巷で噂のあの了法寺ですね。 西八王子の了法寺といえばネット上でもTVでも話題になったあの寺です。名前にぴんとこなくても見れば分かる人が多いでしょう。

さて、西八王子を出て了法寺へ向かいます。地図を見たにもかかわらず中3が方向音痴なので当然迷うのです。そして、なんとかして了法寺にたどり着きます。普通の寺ですね。この付近には七福神系列の寺がそれなりに多くありました。ここは日蓮宗で、このあたりの七福神のコースに入っていました。音楽や芸術の神である新護弁財天をまつっています。1490年にここに開基の古い寺なのです。しかし、この寺、ちい散歩やナニコレ珍百景など数々のTV番組に取り上げられました。なんででしょう?

答えはこちら 寺の案内ボード

まあ。ポップなイラストです。音楽や芸術の神を祀っていると言うことで、現代文化がふんだんに取り入れられた先進的なものですね。右のキャラクターは「とろ弁天」です。弁天の原形をとどめていますね。ボードにはQRコードもついている便利設計なのです。と言うことで中に進み、参拝します。そして、 職員の方<弁天様のフィギュアの仏像見ます?
真顔でおっしゃるとは…。おそらくこれ目的で来てる人が9割がたではないでしょうか。
そこにはとろ弁天。住職の友人の紹介でこういう企画が始まったのです。この像は入魂はまだなものの、仏像として奉納されたものです。作者はフィギュア界の第一人者らしい宮川さん。 ちなみに、本尊には別の弁天があります。

ということでここを出まして、西八王子駅経由で高尾駅へ。高尾駅へ行きまして、マクドナルドにでも行こうとしたら、渉外補佐がこの前来たマックが撤退したようでコンビニに変更です。

そしてバスで「霊園前」へ行きます。このあたりは霊園が多いのです。そして石屋さんも多いのです。理由は山から石が取れるからでした。霊園前から15分ほどさびしいところを歩いて八王子城跡へつきます。16時まではガイドの方が常駐しているので頼みます。

まずは土塁跡です。平地の方とつながる唯一の道の向かって土塁と郭がありました。しっかりと盛り土が分かります。そして奥へ進み、落城時に女性が飛び降りたといわれる滝である心霊スポットやら16世紀のままの石垣を見たりしながら御殿跡に行きます。ここに北条氏照たちの城館があったのです。礎石が残っていたので形は分かっています。もちろん埋め戻しましたが、枯山水の部分は露出していて分かりやすいです。

そして先へ進むと、門の跡がありました。礎石も横の石も一部本物です。見ると、石が変色していました。ガイドの方によると、落城時の火事で焼けている石の方向へ門が倒れて石が焼けたとのこと。おもしろいです。また、普通城郭の階段は上を狭くして遠近法で遠く見せて相手の士気を下げるのですが、ここは上が広いのです。理由は不明とのことですが、一説では上にたくさんの兵を置けるようにするためだとか。ということで見学が終わりました。本丸は徒歩30分なので断念です。

そして駅まで戻り、徒歩で多摩御陵・武蔵野陵へ行きます。ここは大正天皇夫妻と昭和天皇夫妻が埋葬されています。徒歩15分らしいですが方向音痴な人達のせいで道を間違えて25分くらいかかりました。そして到着です。人があまりいませんね。

まずは大正天皇夫妻から。大きな円墳のような御陵です。誰もいません。参拝方法が調べても分からないので、とりあえず鳥居の前で一礼、御陵の前で2礼2拍手1拝にしました。 何か違う気もしますが。
次に昭和天皇夫妻へ。こちらは数人(中年の夫妻、お爺さん、高齢の夫妻?)います。大正天皇の御陵と造りが違いました。こちらの方が低かったと思います。 ここに参拝して帰ります。途中で中年の夫妻に声をかけられました。珍しいのでしょうか。

ここからは中央線でかえるのみです。16時01分発東京行きに乗って各自解散となりました。