2011/12/25 松本

概要

行き先 長野県諏訪市高島城&松本市松本城・開智学校
目的 紀勢本線完乗(支線除く)
同行者 8人
鉄道乗車距離 870.8q


発着時刻 駅名 行先
22:43
23:20
名古屋 東海道本線 快速ムーンライトながら 東京行
05:05
05:18
東京 中央本線 普通 高尾行
06:26
06:35
八王子 中央本線 普通 松本行
09:30 上諏訪 (到着)
11:07 上諏訪 中央本線 普通 松本行
11:44 松本 (到着)
14:25 松本 中央本線 普通 高尾行
18:08
18:18
高尾 中央本線 特別快速 東京行
19:02
19:05
新宿 山手線 品川方面
19:25 品川 (到着)

当日の流れ

前日夜に名古屋からMLながらに乗車し、5:05に東京駅についた。このまま帰るのでは18きっぷがもったいないので、諏訪と松本へ行ってきた。ながらから中央線に乗ると、八王子から松本行に乗れるので、交通の便は意外に良い。

そして9:30に上諏訪についた。足湯がホームにあることで話題になった駅。ここでは諏訪の高島城へ向かう。城へ向かう道はごく普通の地方都市だが、いくつか意匠を凝らした建物が有った。

15分ほど歩くと高島城についた。堀が完全に凍結している上に、その上に雪が積もっていた。偶然冬に行ったことは少ないので、堀が白くなっていたいたのは今回が初めてである。城からは諏訪湖が見えた。江戸時代の干拓以前は諏訪湖につきだしていたので、浮き城と呼ばれていたが、今はすっかり変わってしまった。再建天守の内部の資料館に、昔の町の写真などが有った気がする。また、水を掛けると願いがかなう亀の形の石が有った。しかし、かけるように置いてある水は表面が凍っており、水を掛けると同時に氷をぶつけることに。

城を見終わったので駅へ戻った。多少時間が有ったので足湯に行った同行者もいたが、私は行かなかった。ここから松本行に乗った。

松本には昼過ぎについた。隣のホームに、前面が雪に覆われている凄まじい状態の車両が止まっていた。おそらく大糸線だ。日本有数の豪雪地帯を通っているだけある。ちなみに、私は3月に大糸線に乗りに行くはずだったが、豪雪による長期運休に引っかかり代わりに飯山線に乗った。こちらも豪雪路線である。

この後、駅前のうどん屋で「モツキャベツうどん」を食べた。地雷かと思いきや、当たり。

そして松本城へ向かった。ここもごく普通の地方都市だが、天守を模したお土産屋が有った。両隣をビルにはさまれているので残念。

松本城を外から見た後、同行者は中へ入ったが私は開智学校へと向かった。入口に波を模した彫刻が有った。意外と派手である。ここは、移築されるにあたってL字型の一方の辺を解体したので、左右対称と見せかけた非対称の校舎になっている。1873年築なので、気泡の入った質の悪いガラスも使われていた。出口付近で、「ヨミカタ」という戦前の国語教科書を売っていたので購入した。読むと面白い。

さて、松本城へ帰り、博物館へ入った。松本についての展示だが、長野県の県庁所在地になれなかった悔しさがにじみ出ていた。ちなみに、松本は「岳都」であり「学都」であり「楽都」であるらしい。県都ではない。 そして駅に戻り、東京へと帰還した。車内で戦前の教科書を読んでいたら、隣の女性がずっと覗き込んできていたらしい。