2011/7/24 四国旅行3日目 卯之町・内子

概要

行き先 愛媛県内子町、西予市卯之町
目的 重伝建訪問&予讃線・内子線完乗
同行者 なし
鉄道乗車距離 200.1q

発着時刻 駅名 行先
06:05 松山 予讃線 普通 宇和島行
09:44
10:03
宇和島 予讃線 普通 八幡浜行
10:36 卯之町 (到着)
12:45 卯之町 予讃線 普通 伊予市行
13:44 内子 (到着)
16:43 内子 予讃線 普通 松山行
17:21 市坪 (到着)
18:25 予讃線 普通 松山行
18:29 松山 (到着)

当日の流れ

松山泊の夏合宿中。重伝建めぐりをしていたので卯之町と内子へ行く、時間に余裕が有るので宇和島まで行って予讃線完乗しておこうかと。

始発の宇和島行で松山を出発したす。がらがら。そしてとんでもなく寒いの。東日本などとは大違いで冷房を惜しげもなくかけている。節電なんて気にしていない。

さて、途中の伊予大洲辺りで寝て1時間後に起きると、まだ4駅先の八幡浜だった。その上他の客が全員消えた上に、電気も空調も止められていた。運転見合わせかと思いそこら辺の駅員に聞いたが、当然何もなかった。というのも、時刻表を見ると八幡浜で26分停車だったのだ。流石に、電気を消すのはやめていただきたい。


 そうして宇和島へ進む。沿線はみかん畑や棚田が多い。途中で四万十にある模型展示の海洋堂とかいうところのシール列車(写真)が有り、地元民に批判されていた。老女曰く、「アンパンマン列車のほうがいい」とのこと。宇和島の手前はトンネルが多いがその間では港がたまに見えて面白かった。宇和島に着くと駅の写真とハロワの求人をとって反対方面へ乗り込む。この列車は座席の色が愉快だった。そしてロングシートの前に普通にゴミ箱が置いてある。珍しい。

こうして予讃線卯之町駅に10:36に着いた。駅前には「Z-1グランプリ2011」とか書いてあった。小学校の旧校舎が長さ109mの直線校舎でありそこで雑巾がけレースをするのである。

ということで重伝建地区に入る。月曜なので資料館は全部しまっているので町を観察する。ここは江戸中期からの商家が立ち並んでいる。特徴と言えば半蔀(はじとみ)とか出格子とかかと。ここの道路は色や材質が他の地域と変わらないものだったので、其処は残念である。

ということで商家や開明学校など町を見終わり、旧宇和町小学校へ。Z-1グランプリが開催される109m校舎があった。和洋折衷かと。本当に長すぎる。中は米の博物館だが、休館で鍵がかかっていたので入れないということで帰る。駅に着くと列車まで1時間待ちだった。ここ見どころ少なかったんだもの…。

ということで近くの西予市役所の工事現場を見たり農協を見たりとして待った。そうして内子へ向かったのである。

13:44に内子についた。内子駅前にはなぜか蒸気機関車があった。町まで遠いので自転車を借りて内子座へ向かう。ここはオデオン座などと同じ旧劇場だが、ライブハウスになったオデオン座とは違い劇場として保存されている。内部は…明治村のとかオデオン座とほぼ同じなので省略。内子座は地下水のせいで奈落が浅い、とかオデオン座は桝席の仕切りがないという違いはあるけども。そうしてどんどん進んでいく。しかし途中で、自転車を止めるところが重伝建地区にないことに気付く。よって自転車はそこら辺の公園に放置して歩いていくことに。

そうして重伝建地区へ。ここは木蝋の生産で栄えた。卯之町もここもだが道路舗装を土に近い色にしたらいいと思うんだが…。関宿は舗装を茶色にしてるからいい感じなんだが。ここは600mの上り坂に120棟の建造物が並んでいる。浅黄色の壁が中心でなかなか珍しい。うだつも大きい家にはみられる。

ここには重文指定の建造物が大村邸など9棟ある。ちなみに重伝建地区だからといって大量の重文があるわけではない。後述する塩飽本島に重文は無いし卯之町は開明学校だけ、岡山の吹屋も片山邸だけ。9棟は割と多い方かと。しかし今回は一斉工事中で外を軽く見ることしかできなかった。しかし重伝建は点としての建造物が評価されるのではなく、点としての価値は低くとも昔の建造物が立ち並ぶ面として価値あるわけで重文が見れなくともそこまで悪くはない。

そういえば、寝転がっている仏像があったが時間的にスルーした。

そうして町と木蝋資料館を見終わると軽く雨が降り出した&時間もちょうどなので撤収。内子から市坪へ向かう。

市坪駅は坊っちゃんスタジアムの隣である。スタジアムは甲子園愛媛県大会をやっている時期だが試合は終わっている。よって人はいない。とりあえず接近してみるが何もない。四国独立リーグの試合日程のポスターを見つけたくらいか。数年前に楽天に居た吉岡があるチームのコーチだった。中に入れないからグラウンドも見えないので1周して松山に帰る。