2012/3/18 北海道旅行3日目 出羽縦断

概要

行き先 津軽線・奥羽本線沿線
目的 帰京
同行者 なし
鉄道乗車距離 1166.5km


発着時刻 駅名 行先
23:04 苫小牧 急行はまなす 青森行
05:40
06:16
青森 津軽線 普通 蟹田行
06:55
07:07
蟹田 津軽線 普通 三厩行
07:46
07:53
三厩 津軽線 普通 蟹田行
08:33
08:57
蟹田 津軽線 普通 青森行
09:43
10:35
青森 奥羽本線 普通 秋田行
13:51
14:32
秋田 奥羽本線 普通 新庄行
17:07
17:21
新庄 奥羽本線 普通 山形行
18:28
19:50
山形 奥羽本線 普通 米沢行
20:38
20:40
米沢 奥羽本線 普通 福島行
21:25
21:50
福島 東北新幹線 つばさ 東京行
23:24
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東京 山手線 品川方面行
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品川 (到着)

当日の流れ

苫小牧から急行はまなすに乗車した。今回はドリームーカーである。この座席は145度という最早気持ち悪い角度までリクライニングできる。大抵の人が145度まで倒しているので、私も倒した。行きの普通の指定席とは大違いである。

3時前に函館に着いた。今回は通路側なので下車してみた。函館から先は電化されているので、機関車が付け替えられた。これを見に出てきた人が多かった。その後、駅の外に出てみた。駅の通路には意外と人がいた。函館で乗り降りする人は結構いる。駅の外は当然雪が積もっている。変な現代アートが有ったが、他は暗くて良くわからなかった。

そして車内に戻り、青森に着いた。早朝ながら、はまなす、ラッセル車、つがる2号、普通蟹田行などで賑わっている。ここからは津軽線で北に向かった。まずは蟹田に着いた。駅のホームの線路を挟んだ反対側は、列車の窓の高さまでの積雪があった。そしてすぐに三厩行に乗り換えた。乗っている人は少ない。ここは積雪の多い森林地帯を走る路線であった。雪に埋まりかけている駅も有った。利用者は大していなさそうである。

ついに三厩に着いた。本州最北端の駅である。一応駅の外に出たが、何もなかった。7分折り返しで、乗客に地元民は居なかった。そのため、運転士に「そろそろ車内に戻ってください」と言われる。

蟹田へと戻るが、乗り換え時間が長いので外に出た。道の駅的な施設や、北海道新幹線工事関連の事務所、デイリーヤマザキなどがある。そこまで田舎ではなかった。「ようこそ外ヶ浜町」という看板があったが、何故か外ヶ浜町が今別町に分断されていた。外ヶ浜町は2005年に蟹田・三厩・平館が合併して誕生した町である。本来は今別と蓬田もここに加わるはずだった。しかし、「貧乏町村が合併しても意味なし」という意見などで今別と蓬田は合併を拒否したので、外ヶ浜町という分断自治体が誕生してしまったようだ。

その後青森に戻った。ちょうど、あけぼのがやってきた。この時間にようやく到着とは、のんきな列車である。多くの人が車内からホームに向けてビデオカメラを構えていた。リゾートあすなろも停まっているが、私は奥羽本線で南下した。ここからはロングシート3時間の旅である。青森〜弘前や秋田の手前は混んでいるが、他はがらがらであった。外はずっと雪に覆われた田畑である。

延々と乗車し、秋田に着いた。ここでも時間があるので、外へ行った。動く歩道は健在であった。何故わざわざこんなものを作ったのだろうか。駅前は、消防署が子供向けイベントをやっているくらいで、特に何もなかった。ここでリゾートしらかみと遭遇したが、私は奥羽本線で新庄へと向かった。本当は羽越本線で新潟を目指す予定だったが、羽越本線は1週間後の旅行で完乗する予定だったので、奥羽本線の未乗区間(大曲〜山形)に行くことにしたのだ。ここも2時間半かかったが、ロングシートだった気がする。ああ辛い。

新庄ではあまり時間が無いので駅からは出なかったが、新幹線のつばさがいた。ここから山形を目指す。この辺りも積雪が多く、線路沿いに窓の高さまで積もっていた。山形に着いたときはもう暗かった。左沢線に乗っても良かったのだが、疲れたのでやめた。商店街を徘徊し、本屋や食品売り場を見たりしていた。

ここから福島に向かった。もう真っ暗なので特筆することはない。福島からは新幹線で帰った。非常に疲れていたので、すぐ寝た。今までとの座席の質の差に感動した。起きたのは上野である。こうして家に帰り寝て、次の日の終業式に行った。

この旅行では、福島、仙台、盛岡、青森、秋田、山形と東北の県庁所在地すべての駅前を見物することに成功した。これも在来線旅行の利点である。