2012/7/23 九州旅行1日目 大須観音

概要

行き先 武豊線・大須・関西本線
目的 武豊線・関西本線完乗、大須観音参拝
同行者 3人
鉄道乗車距離 587.4km


発着時刻 駅名 行先
05:10 品川 東海道本線 小田原行
06:21
06:22
小田原 東海道本線 普通 熱海行
06:45
06:49
熱海 東海道本線 普通 浜松行
09:18
09:22
浜松 東海道本線 普通 豊橋行
09:56
10:03
豊橋 東海道本線 快速 大垣行
10:41
10:51
大府 武豊線 普通 武豊行
11:25 武豊 (到着)
11:35 武豊 武豊線 普通 大府行
12:07
12:12
大府 東海道本線 快速 大垣行
12:23
12:28
金山 中央本線 普通 岡崎行
12:30
12:34
鶴舞 名古屋市営地下鉄鶴舞線 岩倉行
12:38 大須観音 (到着)
13:45 大須観音 名古屋市営地下鉄鶴舞線 上小田井行
13:47
13:53
伏見 名古屋市営地下鉄東山線 高畑行
13:56
14:05
名古屋 関西本線 快速 亀山行
15:07
15:14
亀山 関西本線 普通 加茂行
16:35
16:45
加茂 関西本線 快速 JR難波行
17:53
18:06
JR難波/なんば 大阪市営地下鉄四つ橋線 住之江公園行
18:21
18:25
住之江公園 大阪市営地下鉄ニュートラム コスモスクエア行
18:33
19:40
フェリーターミナル 名門大洋フェリー 新門司港行

当日の流れ

この日はあまり時間もないので、未乗区間かつ行ってみたいところである武豊線に行きつつ、大須観音を普通に見た。そして関西本線の未乗区間に乗った。

私は品川の住民なので、4:35品川発の東海道線下りに乗れるのだが、これに乗ろうとすると流石に同行者が来ないので、5:10品川発にした。4:00過ぎから品川に居たが、毎度のごとく終電を逃した酔っ払いが潰れている。閑散としたコンビニで朝食と昼食を買い、入線を待った。5時ごろには入線していたので、ボックスを確保して班員を待った。5:10品川発であれば割と多くの都民が乗れるので、そこそこ混むのである。同行者がやってきたが、リッツの箱を大量に持っていた。他の部員に大量のお菓子を配るとは非常に親切だ、と思ったが、なんと全部自分で食べるらしい。旅行中に食べきれないだろう、と思ったが、彼はリッツを主食として旅行を乗り切るつもりであった。実際、彼はずっとリッツを食べていた。

小田原で別の同行者と合流し、さらに進む。延々と乗車し、静岡県を突破した。もう何度も乗った区間であるし、ロングシートだし、車窓も単調なのでコメントしようがない。そんなことで大府に着いた。

大府から武豊線に乗り換えた。この路線の亀崎駅が日本最古の現役駅舎であることもこの路線に乗った理由の一つだが、半田〜武豊という僅かな区間のみをのり残していたので、そこに乗りに行ったというのが最大の理由である。愛知県で最初に出来た鉄道なのに、未だ非電化である。並走する名鉄河和線に負けているからであろう。今回乗ってみたが、車窓は普通だった。しかし、この路線は日本最古の現役駅舎亀崎駅と日本最古の跨線橋がある半田駅を抱えている。だが、半田は中3の冬に行ったし、亀崎も最古ではあるものの風情は他の古い駅に劣る。そのため、「車内から見学」という謎の手法を使った。

武豊から金山に進み、中央線に乗り換える。ここで乗ったのは「中央線 普通 岡崎行」である。最初見たとき、電光掲示板が壊れたのかと思った。しかし、よく見ると「愛知環状鉄道経由」とある。これは思いつかなかった。

鶴舞という妙に美しい名前の普通の駅で地下鉄に乗り換え、大須観音駅で降りた。ここでの制限時間は1時間である。流石に荷物はロッカーに入れようと思った。しかし、100円玉が無い。見渡す限りには自販機も売店もないので、諦めた。大須観音に近い階段へと向かったが、工事中である。エレベーターは大行列だった。遠い階段から上がり横断歩道を渡ろうと外へ出たが、横断歩道が無かった。割と遠い歩道橋を渡れという事だ。なんと運がないのだろうか。

そして大須観音に着き、参拝した。ここは大東亜戦争で焼失した地域なので建物は再建だが、随分威厳がある赤い寺である。寺の隣には、からくり時計がある。大須はからくり時計が多いことで有名らしい。ちょうど時間だったので見た。

その後は大須商店街を徘徊した。ここは門前町という位置づけで間違っていないのだろうが、一般的にイメージする門前町とは大きく異なる。何せ、大須はPC系ショップの数が日本3位である。老舗に見える呉服店、菓子屋からトルコ料理屋、若者向けの洋服屋、免税家電店等々さまざまな店が集結する不思議な地域であった。

ここを出て、名古屋に着いた。関西本線の快速に乗るが、200万都市名古屋と30万都市四日市を通るのに2両であった。近鉄との競合のせいであろう。また、他駅に輸送する新聞が床に無造作に積んである。混雑を想定していない。ボックスに座ったが、隣のボックスの座席が銀色であった。良く見ると、「故障」と貼られているその席はクッションが取り外されているのである。座席の故障とは初めて見た。

亀山からは加茂行に乗る。ここからは単線非電化、キハ120の1両編成の旅である。安い車両だけあって、椅子の座り心地が安っぽい。何故か混んでいるし、ほとんどロングシートである。景色はそこそこだが、もう乗りとおしたくない区間である。

加茂からは快速JR難波行である。椅子の座り心地の良さを感じた。これに乗ってJR難波に行き関西本線を完乗し、地下鉄でフェリーターミナルに着いた。18:40集合だが、18:30での集まりが悪かった。出航時間の19:40に来るつもりの部員がいそうで心配でもあったが、18:50くらいには全員来たので良かった。

フェリーは20人収容の大部屋だった。部屋の両側に一段高いカーペット敷きの場所が広がっており、そこに寝るというものだ。残念ながら電源が1つしかなく、奪い合いになった。船内にはレストランがあり、そこで夕食を取った。そこそこの価格と味である。風呂はあったが、タオルが無いので使わなかった。

夕食やミーティングを終えて、甲板へ出た。大型船とはいえ、甲板にいると体に塩が付くのが分かる。しかし、明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋を通過するのは外で見たいので、割と長い間外に出た。神戸あたりは非常に明るかった。四国は大抵暗い。瀬戸内海を航行してみると、意外と狭く感じた。また、地中海であることが実感できた。GPSを使って小豆島を特定するなど、色々と変わったことができた。

最初に通るのは21:30くらいの明石海峡大橋である。ライトアップされており、非常に綺麗である。また、船なので下から通る為、普段の光景とは違った。面白い体験であった。0:30に通る瀬戸大橋も見に行った。こちらはさほどライトアップされていないが、近づいていくと大きさに圧倒される。また、坂出の化学工場群の夜景も綺麗である。

さて、次の来島海峡大橋は3:30である。騒いでいた部員も1時ごろには半分くらいしか起きていない状態になり、このまま寝るというような雰囲気にはなった。90度逆に寝ている人も。しかし、私の周辺では「寝られない」と言う人が多く、「寝れるようなつまらない話、怖い話をしろ」という謎の流れになった。そのため余計寝れなくなったし、私のPCで某宗教団体政策のアニメ映画を見ることになった。これは面白い映画なので一見の価値はある。結局、これを見ていた5人程で来島海峡大橋を見に行った。ライトアップされていない地味な橋だが、瀬戸内しまなみ海道だけあって小島が多かった。

橋を見て部屋に戻り、映画の続きを見終わったのは4時である。船の到着は8時過ぎであり、暇なので寝た。